チャイルドシートについて

チャイルドシートの選び方

「車種別チャイルドシート適合表」を販売店やメーカーのホームページを参考に、お持ちの車に取り付けられるか確認してから、ご購入の検討を行ってください。

チャイルドシートアセスメント

信頼できる安全性能評価を公表することで、消費者がより安全なチャイルドシートを選べるように、国土交通省と(独)自動車事故対策機構では毎年「チャイルドシートアセスメント」を発表しています。

市販のチャイルドシートを対象に、前面衝突試験と使用性評価試験を行い、その結果を安全性能の評価として公表するものです。

チャイルドシートがぐらついていると、本来の性能が充分に発揮できません

チャイルドシートの取り付けに際して、誤った使い方で最も多いのは、腰ベルトの締め付け不足です。車のシートベルトでしっかりとチャイルドシートを固定していなくて、ぐらついた状態です。

チャイルドシートを使っていても、誤った使い方ではいざという時に本来の性能が充分に発揮できなくなります。チャイルドシートの上端部を引っ張って、3センチ以上動くようならば、しっかりと締め直してください。

チャイルドシートのタイプ別

乳幼児シート

乳幼児用

新生児から一歳半頃まで
体重13キロ未満用
取り付け方向、後ろ向き

幼児用シート

幼児用

9ヶ月児から4歳頃まで
体重9キロ~18キロ未満用
取り付け方向、前向き

児童用シート

児童用(ジュニアシート)

3歳~12歳頃まで
体重15キロ~36キロ未満
取り付け方向、前向き

罰則等

罰則、反則金はありませんが、違反点1点となります。

除外

以下の場合は規制対象外として除外されます。

  • シートベルトを適切に着用できる座高の幼児にシートベルトを着用させたとき。
  • 傷病、障害の療養上や健康保持上、チャイルドシートの使用が適当でない幼児を乗せる場合。
  • 構造上、チャイルドシートを固定することができない座席に幼児を乗せる場合。
    ※いわゆる幼稚園バスでシートベルトが備えつけられていない場合も、これに該当する。
  • 固定できるチャイルドシートの数を超えた幼児を乗せる場合。
    (乗車人員制限内の員数で、固定できるチャイルドシートに乗せることができる人員以外の幼児に限る。)
  • 著しい肥満などの身体的理由により、チャイルドシートを適切に使用させることができない幼児を乗せる場合。
  • 授乳やおむつ替えなど、日常生活上欠くことのできない世話を行うとき。
  • 乗合バスまたはタクシーの運転者が旅客である幼児を乗せる場合。
  • いわゆる過疎バスなど、運輸大臣の許可を受けた自家用バスの運転者がその運送のため幼児を乗せる場合。
  • 応急救護のため、医療機関や官公庁などに緊急搬送する必要がある幼児をその搬送のため乗せる場合。
CHECK

交通安全協会会員の方を対象にチャイルドシート・ベビーシートの無料貸し出しを行っております。ご希望の方は、あらかじめお住まいの各地区安全協会に連絡してください。