会長からのご挨拶

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会長 小川則雄

一般社団法人福島県交通安全協会は、昭和23年4月に設立されて以来、70有余年の長きにわたって交通安全活動に取組み、様々な活動を続けている団体です。

顧みますと、設立時は戦後の混乱期からようやく抜け出し、復興に向けて本格的に動き出した時期でもあり、その動きは自動車交通を飛躍的に発展させる結果となりました。

その一方で、経済復興に大きく貢献したものの、交通事故の増加や交通渋滞の発生などの新たな問題を生み出し、交通秩序の確立と交通道徳の普及が強く叫ばれることとなりました。

爾来、当協会においては今日にいたるまで、地域の交通安全活動の中核として交通安全思想の普及拡大、交通安全教育活動をはじめ交通の安全と円滑を実現するため、日夜、地道な活動を進めて、着実に成果を挙げて参りました。

しかしながら、近年における県内での交通事故は、発生件数、死者数及び傷者数のいずれもが減少傾向にあったものが増加に転じたほか、死者数に占める65歳以上の高齢者の割合が過半数を超えるなど、非常に厳しい状況が続いております。

このような情勢の中で私たちは、関係機関・団体と緊密な連携を図りながら、安全で快適な交通社会の実現のため、なお一層の努力をしてまいりますので、皆様方のご協力、ご支援を賜りますよう、お願いいたします。

福島県交通安全協会の沿革

昭和23年4月27日
任意団体として「福島県交通安全協会」を設立
昭和38年11月26日
「社団法人福島県交通安全協会」として法人化(県内に29支部)
昭和51年6月中
各支部の「運転者会」が交通安全協会と合併
昭和62年7月1日
支部を廃止(各地区協会は任意団体として存続)
平成9年4月1日
郡山支所(郡山運転免許センター)での業務開始
平成10年4月1日
道路交通法により、当協会が「交通安全活動推進センター」として指定
平成24年4月1日
「一般社団法人福島県交通安全協会」に変更
CHECK

交通安全協会は、「悲惨な交通事故ゼロ」をめざし、日々、活動を続けるボランティア団体です。